Wonder Art Productionのスタッフが綴る、日々の出来事やニュースなど

7月 2009

ご自慢の人形を手に笑顔!!〜Nodaさん&Yoko

 

静岡駅より一時間に2本しかないバスに揺られて約30分。
ちょうど私たちが行ったその日は天気も良く、日差しが強く夏休み気分。
駅前のにぎやかさとは離れ、周りは山や田んぼに囲まれたのどかな風景の中に病院はあった。

開始時間13時半ちょうど。
会場となる会議室ににぎやかに子どもたちが登場。
おかあさんや看護士さんたちに付き添われながら、
点滴をしながら来た子や、髪の毛がほとんどない子、車椅子の子、
ギブスをしている子。
みんな病気や怪我と戦いながら入院している子どもたち。
それよりも、これから始まることに期待で目を輝かせている姿が印象的だった。

実際に始まるとみんな探りながらも一生懸命に自分だけの人形を作ろうとしている。
子どもの順応力はすごい!みるみるうちに次々にHappy Dollができていく。

おじいちゃんと参加した小学生の男の子はカメレオンを。
男の子が指示を出しておじいちゃんが作る。
話してみると、
「おじいちゃんのうちでカメレオンを見たんだ!」と嬉しそうに教えてくれた。
「本当はトカゲなんだよ。」とおじいちゃん。
それでも、孫がおじいちゃんのうちでの思い出を大切にして、
人形に作ってくれることがこの上なく幸せそう。

まだ3才くらいの女の子は犬を作りたいのに作れなくてダダをこねている。
針は使えないからホッチキスで代用して作ったけど、
小さいサイズでなかなかうまくいかない。
おかあさんも「やっぱりできないね。」なんてなだめようとしても納得いかない表情。
そこで少しお手伝い。
女の子と同じくらいのサイズで犬の人形を作ってあげたら、たちまち元気に。
展示している人形の前でも飛び跳ねながら、とびっきりの笑顔。

病気で髪の毛が抜けてしまった女の子は、いまの自分自身の姿に整理がつかない様子。
入院中でもオシャレをしている姿が印象的で、
人形も丁寧にかわいく作っている姿が愛らしい。

中学生の女の子3人組はもう子ども扱いされるのには抵抗がある年頃。
自分もそうゆう時期があったななんて思いながら、
3人仲良くこしょこしょしゃべりながらも、楽しそうに人形を作っている。

たった2時間のプログラムの間に、
子どもたちの感じていることや考えることを一緒に感じれることが何より嬉しい。
いつも感じることは、病気の子でも元気な子でも
子どもたちが持っている純粋な気持ちはそのまま。
好奇心が旺盛で、面白いことが大好き。
いっぱい遊びたいし、いっぱい笑いたい。

そんな気持ちがプログラムを通じてすごく伝わってくる。
たぶん病院にいる子どもたちは、自分たちが苦しい思いをしている分、
すごく繊細な感情を持ち合わせている。
毎回そんな気持ちに触れて、私たちの方が元気をもらうことが多かったりする。

プログラムに参加してくれたお母さまの感想で、
とても心に残ったものがあった。

「今回、子どもが人形を作れたことはもちろん。
みんなと一緒に楽しめたことがすごく良かった。」と。

入院中は、“みんなで楽しむ喜び”をなかなか体験できない。
一瞬でもそんな風に感じてもらうことを私たちは目指して、
ホスピタルアートをやっているのかもしれない。
少しずつ、一人ずつでも、そんな思いがもっともっと広がることを願っている。

written by WAPスタッフ YOKO

in 神戸

こんにちは。
エビの棺桶です。
ただのエビでもなく、ただの棺桶でもなく、エビの棺桶です。
わては今、大阪みんぱくにいてます。
アフリカのガーナからはるばるやってきたんですわ。
それから国には帰ってまへんのや。
★2005年に国立民族学博物館で開催された「アフリカのストリートアート展」
開催後、博物館に寄贈したガーナの装飾棺桶やコートジボアールの床屋、コーヒー
ショップの現物などが、いま常設展のアフリカコーナーに展示されています。
楽しい記念撮影コーナーもありますので、是非この機会に訪れてみて下さい。

written by WAPスタッフ YUI

「もう、私には針仕事なんて無理だよ」

「目も悪くなったし、手先も器用に動かせないし」

ハッピードール作りの説明を始めると、数人の女性の患者さんが不安を口にした。
私たちスタッフは、高齢者の多い施設での活動では、こんな状況に慣れっこ。
若い頃のように体の自由がきかなくなり、何事にも消極的になってしまっている
高齢者の方が多い。

今回も、はじめは興味を示さなかった患者さんが、色とりどりの布からあれこれ選んでいる内に少しずつ表情が和らいでくる。
「そうねぇ、この水色の布には、同系色の糸より、そっちのピンク色の糸の方がいいわねぇ」
そして、実際に針と糸を持ったその手は、スタッフの補助が殆ど必要ない程、なめらかに動きだす。と同時に会話のテンポもよくなってくる。
「私ね、おてんば娘だったのよ。学生時代はソフトボールをやっていたの」
と少し誇らしげに笑みをこぼす。

一方、別のテーブルでは、元気ハツラツおばあちゃんを筆頭に、関西ならではの
ボケとツッコミを繰り返し、
「この人形ええやん!」
「ようできとるわ」
などと大きな笑い声をあげながら、精力的に、元気にあふれたハッピードールを作り出している。

終了後、施設の職員の方が
「患者さんたちの表情がみるみる明るくなってくるのを目の当たりにして、本当に感動しました」
と息を弾ませて話してくださった。
参加者の中には、数時間後には、ハッピードールを作ったことすら忘れてしまう方もいるかもしれない。けれど、その一瞬に、少しでも自信を取り戻し、楽しいひと時を過ごし、また、その日の夜、ハッピーな気分で一日を終えてもらえたら、何より嬉しい。

written by WAPスタッフ Mio

6月11日、高松の赤十字病院でのプロジェクトに参加してきました!

・・・と、その前に、赤十字病院の前のうどん屋さんで、腹ごしらえ!
本場のうどん・・・
‘こし’が違いました!!

お腹も満たされところで、病院へ。
準備をしていると、今日を楽しみにしてくださっていた患者さんが様子を見に来て・・・
飾っていた作品を鑑賞しつつ、アレ、コレ、自分で作るのを決めている様でした!
時間になった時には、皆さん慣れた手付きで、
ハサミ・・・ハリ・・・ボンド・・・など、それぞれのスタイルでそれぞれのアイテムを使い作り始めていました!
ウサギ、魚、女の子、ハート、雪だるま・・・最初は‘出来ない’と言っていたおばあちゃんも、みんな可愛い作品を完成させました!
出来上がった作品は、壁に掛けていくうちに、壁は、どんどん色鮮やかで、愛らしい作品でいっぱいになり、壁だけでなく、私の心も温かい気持ちでいっぱいになりました★
(・・・また、帰りに美味しいうどんを食べて、お腹もいっぱいになりました!)

written by ボランティアスタッフ Iida

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