Wonder Art Productionのスタッフが綴る、日々の出来事やニュースなど

1月 2011

スロバキア大使も来場された
来場者から温かい花のプレゼント
中野会場のなごやかな終演
スロバキア国立オペラ東京公演が、感動のうちにフィナーレを迎えた!会場が一体化している!

たくさんの来場者が楽しんでいる。

感動している。

この喜びは到底ことばに出来ない。

大使館よりサプライズギフト
女心をとかすシモンたちの歌声
ソリスト勢ぞろいの心躍る歌
未経験で素人の私たちが東京3会場の公演を引き受け、要領が分からない上に、本業の仕事もいっぱいいっぱい。

年が明けても1会場50枚しかチケットが売れていなかった。

・・・どうしよう・・・。

なんで引き受けたのだろう・・・。

心底、後悔したこともあった。

舞台袖で出番までの待ち時間
ようやく緊張がとけた楽屋裏
無事終演を喜び合う出演者たち
しかし、どうだろう!幕が開いて

スロバキア国立オペラのソリストたちの素晴らしい歌声と

それを心から楽しんでいる来場者の人々を目の当たりにして

大変だったことなんて夢のように忘れた。

そして、ぐっと感動した。

嬉しくてたまらなかった。

拍手喝采を受ける出演者たち
立って拍手する人々もたくさん!
素晴らしい公演をありがとう!

最初の中野公演の前に、来場者がとても少ないことが予想された。
会場にパラパラまばらな来場者を見たらきっとがっかりするに違いない。
遠くスロバキアから訪れてくれたのに申し訳ない。
そう思うとたまらなくなって、リーダーのシモンに伝えた。「今日の公演は、私の力不足で人が集まらなかった。ごめんなさい。」

すると、彼は言った。

「大丈夫だよ。たった一人のお客さんの前でも全力で歌うよ!」

目頭が熱くなった。彼の誠意に心から感謝した。

最終公演後、スタッフの皆さまと
結果的には、文京、成城の公演は信じられないことに、まさかの満員御礼!という嬉しい展開を見せた!
初演がよかったために、口コミで直前のチケット申込みが急増したのだ。そして何より、友人、知人、親族が、偉大なる協力体制で危機を救ってくれたのだ。
ご自分はオペラが苦手にもかかわらず、自分も行くからみんなも行こう!と呼びかけてくれた恩人。
人の集まる場所に出かけて直宣伝でチケットをたくさん売ってくださった熱血漢の頼りになる女傑。
親族友人に悉く紹介し、最後まで親身になって心配し、チケットを販売してくれた義姉。
どうやったらこの公演が伝わるか、と色々な策を伝授し、行動もしてくれた友人。
その他、たくさんの真心と応援に支えられて、これらの公演は実現したのだ。
本当にありがたかった。心から感謝した。

退場する来場者の皆さまに、
「よかったわあ~」「来年もぜったい来ますよ!」「がんばってください!応援しますから。」
と声をかけて頂く中で、性懲りもなく、すでに来年のことを考え出していた。

「よお~し!来年はもっと喜んでいただける公演にしよう!」

(Written by Masako)

温厚な紳士 シュトス大使

 

ポドゥスタヴェク文化参事官と

 

スロバキア国立オペラの開催に先立ち、大使館へご挨拶に伺いました。

穏やかで温かい大使と、両国の事情通で親切な秘書の田村さん、
そして知的な文化担当参事官の皆さまに、
スロバキアの文化、芸術、観光など、いろいろと教えていただきました。

美しいお城
山と一体化した珍しいお城も
木製の教会も味があってステキ。

スロバキアは、中央ヨーロッパに位置する小さな国。

人々は素朴で温かく清らか。

歴史のある味わい深い国だと知りました。

国土のほとんどが山岳地帯です。

山々と渓谷とそこに流れる澄んだ川。そして森。

美しい大自然の宝庫です。

山好きの人たちにはたまらなく魅力的でしょう。

そして、どうやら

こんな魅力的な温泉と浴場まであるそうなんです。

これはぜったい

いつか訪れなければいけません。

そんな魅力的な国の中部に位置する

バンスカー・ビストリツァ県からはるばる

国立オペラの花形スターたちが

私たちのために来てくださったのです!

それは

とてもうれしい、とてもありがたいことだと、改めて思いました。

(Written by Masako)

 

今年のWAPは、スロバキア国立オペラ (Click!) の東京公演開催で幕開けとなる。

文化的に重厚な歴史を持つ中欧スロバキア (Click!) 。
そこの国立オペラハウスでは、鍛え抜かれた歌唱力と表現力に加えて、
来場者を酔わせるサービス精神をも併せ持った一流のソリストたちが、
様々な演目と手ごろな料金設定で日々、大衆の人々を楽しませている。

その素晴らしいアーティストたちが、個人の招聘で、厳しい条件にもかかわらず、
日本の一般大衆のために来日してくれる。
それは信じられないことだった!
でもそれは、たった一人の日本男児の情熱が切り開いたジャパニーズ・ドリームであり、
彼とスロバキア国立オペラの面々の間に培われた、信頼と夢がなせる業なのだった。

 

   

スロバキアでの国立オペラ公演

 

北海道小樽市「森ヒロコ・スタシス美術館」館長長谷川洋行氏 (Click!) は、東欧に通い始めた1980年初め、何気なく足を運んだオペラ会場で、歌手の内奥からほとばしる歌唱力と壮大なスケール感、その迫力にすっかり魅了された。手ごろなチケットにも感動。この邂逅から、誰でも無理なく楽しめるオペラの日本公演を目指し奔走。欧米のオペラ関係者に次々交渉するも悉く断られる。

しかしついに!強い情熱に突き動かされたスロバキア国立オペラと遭遇!日本公演が実現した!初演は、反響版も照明設備もない熊本県阿蘇の小さな農協ホール。チケットを低料金に抑えるため、歌手への謝礼はわずかでスケジュールも過酷。「もう歌えない!」と投げる歌手を共演者がなだめての開幕もあったという。
数人のソリストと一台のピアノというシンプルな舞台構成ながら、人間の生の歌声のものすごさだけで来場者の心を鷲づかみにする一流オペラ日本公演の興業スタイルは評判を呼び、次第に開催地にファンを獲得してきたのだ。

今だってがけっぷち。安いチケットにするにはたくさん売る必要がある。今流行の共同購入さながらだ。興行会社を挟まない公演を、養豚家の農協役員、米問屋の社長、定年退職した英語教師、町内会会長、お茶と生花の宗匠などといった、オペラを愛する地域の有志に支えられ、未踏の道を分け入ること13年の歳月を積重ねた。

 

    

 

横浜・北海道・九州・北陸での公演が定着しつつある中で、長谷川氏はいよいよ東京公演も視野に置くようになった。この1月には、東京都内3会場での実施も決まったのだ。素晴らしい!

しかし、あろうことか!
この東京会場の公演を、前代未聞の未経験者、WAPが担当することになっていた・・・。
なぜこうなったのだろうか・・・?

オペラは万人が楽しめる素晴らしい娯楽。だから万人が享受できる状態で提供しなければならない!
と熱く、時に怒りを込めて語る長谷川氏に共感を抱いたのは確かだ。彼の孤軍奮闘に少しは役立てれば、とも思った。それにしても、素人が引き受けるにはいかにも無謀だった。3会場1350席をどうやって埋めるのだ!気が遠くなる。
「大丈夫ですよ!」と、こともなげにおっしゃる長谷川氏に、つい、つられてしまったかもしれない。

さあ、どうする!

 

2008年  公演後の出演者達

オペラなんて、正直言って、自分には関係ないと思っていた私。
でも、スロバキア国立オペラの日本公演にお付き合いで初めて行った夜、ソリストたちの響き渡る美声の振動が自分の体にビリビリ伝わり、驚愕した。ものすごく感動した。そして、終いには涙していた。
「オペラって、知らないけど、なんとなく苦手」と思っていた私は、この瞬間からオペラと友達になった。
胡散臭くもなければ時代錯誤でもない。実にリアルであけっぴろげでおもしろい。喜怒哀楽の大きな感情の振れ幅をソリストに添うように共に体感し、音と振動の身体感覚も伴い、泣いて笑って感動し、終わるとなんだかすっきり爽快。健康的だ。
これが欧米諸国の広く大衆に愛され続けているゆえんかもしれない。

上記写真:左からアルズベタ・トルゴヴァ(ソプラノ)、シモン・スヴィトク(バリトン)、マルチナ・スヴィトコヴァ(ピアノ)、デュシャン・シーモ(テノール)、カタリナ・ペレンチェヴァ(ソプラノ)、オルガ・ホロマドヴァ(ソプラノ)

いずれも今年も来日するメンバー。祖国の花形スターたちだ。
 2010年  公演後、出演者達と
とにかく一度、皆さまにご来場賜り、素晴らしい声を体感して頂きたいと心から願っています。
そして、スロバキア国立オペラの皆さまと交流をして頂ければ嬉しいです。
(上記写真のように、公演が終わればそれぞれ一人の人間。温かい人間味も魅力)
また、この公演の存在をどうか多くの方々に知ってほしいと願っています。

私たちの声が遠くまで届きますように、どうぞ皆さまの温かなご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

(Written by Masako)

新春大吉

 

晴れ晴れと爽快に明けた新年!

良い年になりそうですね。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(Written by Masako)

 

 

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